先日ニュースになったハエ入り給食パンの問題。健康上問題がなければ取り除いて食べるというマニュアルを自治体が訂正する方向らしいのだが、産経新聞は世界的な食糧不足の中、昆虫食が推奨されているだから訂正しなくてもいいじゃないかと書いている。
もちろん健康上の問題がなければとは書いているが、ハエが健康上問題のない種類だと誰が判定するんだろうか。昆虫ってアレルゲンにならないのだろうか。
今学校現場では食材に予定していないものが混入することなんて絶対に許されないということをこの記事を書いた人は知っているのだろうか。
アレルギーで児童が亡くなる事故が起きてから、学校はその対策を急速に整えようとしている。そして、管理の限界も感じている。ハエが混入することに気がつかない納入業者は、ゴマがぱらりと混じっても気がつかないのではないか。その方がもっと怖い。
産経新聞のこの記事は本当に的外れもいいところだ思う。
よく、店で売っている食品の表示に、この製品は同じ生産ライン?機械?で○○も加工しているとアレルギーのある人のために表示してあるけど、給食は同じ調理場、同じ調理器でなんでも調理しているから管理が大変だろうね。放射性物質も少なかれ入ってしまってるけど、ハエまで大丈夫とはねー。でも、小学校の時に中華スープにミミズが入ってたことあるよ。ミミズだって食用のものはあるらしいけどさ、その時はみんな食べてたよ。私はさすがに食べなかったけどね。担任の先生が給食のおばさんに聞きに行ったけど、ミミズは大丈夫みたいなこと言われて戻って来たよ。
コメントありがとうございます。結局の世の中は人を信じることで成り立つわけで、みんなが不誠実なことをしなければ後は事故ということ。事故が起きないように対策するというのが誠実態度なわけですよね。